■吃音(どもり)に殺されかけました・・・

子供の頃は、とにかく電話の鳴る音が嫌いで仕方がありませんでした。


電話が鳴ると同時に嫌な感情が沸いてきて、どうしても受話器をとることができなかったのです。

「どうして電話に出てくれないの!?」と、母親からよく叱られましたが、「気付かなかった」とか「面倒臭いんだよ!」など、嘘や強がりを言って誤魔化すしかありませんでした。

授業中、「この問題は誰に解いてもらおうかな」とか「誰に読んでもらおうかな」などの言葉を教師が口にする度に、ドクドクと鼓動が速くなりました。当てられた瞬間は、それこそ地獄に落とされたような気分です。

本読みの最中、どもりが限界に達し、「急にめまいがしてきました」と嘘をつき、その場で教室を出て保健室へ行った事が何度かありました。

言葉が出なくてもごもごしている時、隣の席の好きな女の子がそっと答えをつぶやいてくれたことがあり、なんとも言えない情けない気持ちになりました。だからといって、「俺は答えが解らないんじゃなくて、言葉が言えないだけなんだ」なんて言えるはずもありません。

授業が終わった後に、「あんな簡単な問題も解らないなんて、大丈夫?」と言われた事もあります。「解ってるに決まってるだろ!」と、心の中で叫ぶしかありません。

うしても言葉が詰まるので、最終的には教師から「もういい」と言われて止めさせられる状態でした。

通知表に、「朗読が苦手なようですので、本読みの練習をさせてください」と書かれた事もありますが、人の10倍以上練習していた結果がそれなのです。


専門学校時代、毎回授業ごとに出席をとるのですが、「はい」と返事をするのにどうしても間が空いてしまい、4〜5秒遅れてしまうため、私が毎回からかっていると勘違いしたある教師から激怒されたことがあります。

学生生活も終わりに近づいた頃、周囲は就職活動に躍起になっていましたが、私はまともな就職活動をすることができず、自分の将来にとてつもない不安を感じていました。ですが、友人の父親のコネがあり、小さな会社でしたがなんとか就職することができました。

しかし、社会人としての日常は、想像を絶するほど苦渋に満ちていました。

一番苦労したのは、いわずもがな電話です。

「あれ?もしもーし、聞こえますか?」などと電話先の相手に言われる事は日常茶飯事だったのですが、とても悔しくて情けなかったのは、取引先の重役に「なんだお前は、ふざけてるのか!お前の名前を言え!」と電話越しに怒鳴られた事です。

その事がトラウマになり、一時は電話に出てもほとんど何も喋ることができなくなっていました。

上司からは、電話での挨拶もできない奴と評価され、同僚からは「変わった人」とか「気持ち悪い」などの耐えがたい陰口を叩かれていました。

「この言葉も言えない」「今度は“は行”が言えなくなった」と、言えない言葉のレパートリーを増やす日々でした。

また、友達が食中毒に遭い目の前で苦しんでいる緊迫した状況の中、救急車を呼ぶ電話を誰かに押し付けようとしたこともありますし、「俺の結婚式はお前にスピーチをお願いしたい」と、本来なら嬉しくて仕方がないであろう、一番の親友からのお願いを、土壇場で仮病を使いキャンセルしてしまったこともあります。


これまでの、辛く苦しいエピソードを全て書いていたら、1冊の本が出来てしまいそうなので、このあたりでやめておきますが、20年間、私は生きることの喜びを感じられず、いつも心の中で号泣していました。

大袈裟ではなく、吃音(どもり)に殺されかけたと言っても過言ではありません。


もっと詳しく見てみる
↓↓
【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム〜重度でも6週間以内に克服する方法〜



【サイトマップ】

あなたの吃音(どもり)人生にピリオドを打つ日です

残念ですが吃音(どもり)は治りません

あなたは自ら吃音を強化(悪化)させています

「1兆分の一」の奇跡

自分のことを「身体障害者」だと思っていました

吃音(どもり)に殺されかけました

すべての努力は実ることなくむしろ悪化を招いて

ある出会いが吃音人生にピリオドをうつきっかけに

吃音(どもり)が改善されるとは一体どんな感覚なのか

誰も知らない吃音の「正体」とは?

【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム教材内容

【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム
<トップページへ>



(C)【M.R.M】吃音(どもり)・改善プログラム〜重度でも6週間以内に克服する方法〜

[←戻る]