クラスのあいつ。
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[7月-期末テスト週間-](1/19)
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「名瀬くんだー!」


「かっこいい…」


「最近出没してた変質者を捕まえたんだってねー。」


「すごいよね!」








あの一件以来、どこから広まったのか




名瀬の人気は相変わらずの鰻登り。






「あーあ、おモテになりますこって。」


幸音が嫌みたっぷりにそう呟いた。



当の名瀬は、相変わらず教室の後ろで男子達とバカ騒ぎ。



「それにしても、よかったわ!胡音に何もなくて。」


今度は安心したように呟く。


ある意味、私が無事だったのは名瀬のおかげだったのかもしれない。





「胡音、名瀬とケンカでもしたん?」


「へ?」


「だって、名瀬の話になると完全スルーやん。」



「そ、そんなことないよっ!別にケンカしたわけじゃ…」



あの一件以来、私は名瀬を避けている。




「こーと!」




……………




「うわ、出た!バカ名瀬!」



「うっせ、バカは余計だっつの。」



避けたいのに…




避けらしてはくれない、バカ。



「おい、胡音。いつまで無視してんだよ?」




「……………」



「あんた、胡音に何かしたん?」


「はあ?何もしてねえよ。」








あの一件以来、




名瀬と話をするのが




すごく恥ずかしい…。


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