クラスのあいつ。
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[9月-体育祭-](1/20)
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夏休みが終わり、


新学期になった。



「おはよーさん。」


「おはよー!幸音!久しぶりだね!」


「久しぶり!胡音〜、焼けたなあ?」


「あはは、でしょ?幸音は相変わらず白いね。」


「これでも色々遊びに行ったんやけどなあ。」



日焼けを知らない腕を見ながら、幸音が言った。



「どこに行ったの?」



「海、川、山、遊園地!全部制覇したで〜!ほら、お土産もぎょうさんあんねん!」



大きなカバンから取り出したラッピングされた箱を机に並べた。



「楽しかったでえ!今年の夏はあ〜!何てったって仙ちゃんがおったからな!」



仙ちゃん…?


またもや、登場した新しい人。


私が首を傾げていると、幸音が気付いたのか「ああ!」と声を上げた。




「パパとママの高校の時の先生やねん。ほとんど日本にはいてへんのやけど、今年の夏はうちんちに居候しててん。」




幸音のパパとママの高校の時の先生ってことは、かなりの年上なんじゃ…



「おもろいからな〜!いつか、胡音にも会ってほしいな!」



「会ってみたいなあ。幸音のパパママにも。」



「今度遊びにきてな!」



「うん!」






1ヵ月近く会ってなかったクラスメイト達。


夏休みの間にはっちゃけて別人みたいになっている子もいれば、


何も変わっていない子もいる。



夏休み明けの新学期は、




何だか少しくすぐったくなる。


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