クラスのあいつ。
********
[8月-夏合宿2-](1/20)
********




ブザーの音が鳴り響き、



キュッキュというバッシュの音。



キャプテンの仕切る声。




ドリブルの音。






それを聞きながら…





体育館の隅に横たわる私。






合宿所に来るまでの道のりは、



くねくねの山道。





しかも、2時間もかけてのバス旅。







寝不足という強敵も加わった私は、案の定バス酔い。





おでこにのっかったタオルが冷たくて気持ちいい。




一度、リバースしたらだいぶ楽にはなったけど動くことは出来なかった。






朝の集合場所で、バカはやたらと話しかけてくるし。



バスの中でもいつものノリで絡んでくるし。




今は顔を見るのも辛けりゃ、




声聞くのも辛い。




ズキズキ痛む胸の上に手を置くと、




視界が一気に白んだ。





眩しさに眉をしかめ、薄目をあけてみる。




「おい。いつまで寝てんだ、ねぼすけ。」


113
********
BACK[*]|[#]NEXT
********
⇒しおり挿入
作者近況報告お知らせ→Real
/514 n
********
⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook
********
********
[BACK]